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ユリガミノカナタニ2

1 名前:社長:2016/09/04 00:44:24.091 ID:PNG5mMkE0
邪神スピリットJ あらすじ

鬼のマタギ、ディアナは人魚を狩る狩人を殺すとともに、襲われかけていた幼い人魚ネプトゥーンを助けた。
そして数十年後―――再び狩人を殺したディアナだが、最後の一人の自爆で大怪我を負って海の底に沈んでしまった。

そこには、ネプトゥーンの親が治める竜宮があり、ディアナも人魚の肉を狙った存在と勘違いされた。
それをネプトゥーンは訂正しようとしたが聞き入れられず、ディアナを助けて駆け落ちしようとした。

ディアナに人魚の血を飲ませ、傷を癒したネプトゥーン。
ネプトゥーンは助けられた時から好きになったとディアナに告白し、二人は逃げることにした。

そして―――無事に逃げ、海岸まで上がることができた。

503 名前:しずかなこいのふちで:2017/09/16 02:21:50.314 ID:88boJ95A0
全てが、終わった。
あたしたちがずっと眠り続けたこと、ヴェスタやユノを救ったこと――――。

あたしたちは平穏に暮らしていた。

平穏に暮らす日々は、鈴鶴の屋敷を中枢に、外界でも営んだ。

504 名前:しずかなこいのふちで:2017/09/16 02:24:08.988 ID:88boJ95A0
あたしとシズは、二人で遊びに出ることにしたのだ。
こうしてみれば、ずっとそばにいたけれど、身体を触れ合うということはずいぶんと久しぶりだ。

甦るまでは、ずうっと、魂だけが近くにあったから―――。

505 名前:しずかなこいのふちで:2017/09/16 02:32:43.210 ID:88boJ95A0
フチ「ねぇ、シズ―――」

その日、あたしたちは、屋敷の花畑で寝転がっていた。

シズ「フチ、どうしたんだい」

フチ「シズの身体に触れられるのは、ほんとうに久しぶり―――」

シズ「わたしだって……フチの温かさを、久しぶりに感じられて嬉しい」



506 名前:しずかなこいのふちで:2017/09/16 02:36:52.981 ID:88boJ95A0
フチ「小さいころ、ときどきこうやってふたりで寝転がったね」

シズ「あの時のように、またここでゆっくりと眠る?」

フチ「うん―――小さいころは、シズもあたしみたいに小さかったけれど―――」

シズ「身体が大きかろうと小さかろうと、一緒に居られる喜びは変わらないよ」

フチ「うん、そうだね」

そして、あたしたちはゆっくりと、百合の花びらに囲まれながら、昔を思い出して、お昼寝をした。
その時見た夢は、昔のように―――無邪気に笑うあたしたちの夢だった。

ああ、ずうっと―――こうやって絆の糸が紡がれている。
あたしたちは、ずうっとこの幸せをかみしめていた。

507 名前:名無しのきのたけ兵士:2017/09/16 02:37:11.737 ID:88boJ95A0
やっつけシズフチSS。

508 名前:たけのこ軍 791の人:2017/09/16 09:00:34.618 ID:As8.sEUUo
早速更新されてて嬉しい!
ほのぼので幸せ


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