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誰かのss?投稿用スレ

1 名前:誰か:2014/06/19 23:20:27.08 ID:2.HU45lg0
建てとかないと忘れそうなので建てておきますが、投下開始は月曜日を予定しています。


※誰かはRPGの仕様をあんまり把握してません。矛盾点等ご容赦願います。

67 名前:花咲き誇る世界で:2014/12/31 02:50:47.62 ID:yN6IcHhs0
**************

オペレーター『緊急!各地にマチャ・オモラシスが大量発生!』

たけのこ軍首都 タケノコンMS

抹茶「このタイミングで……」

社長「 Ph’nglui mglw’nafh Cthulhu R’lyeh wgah’nagl fhtagn」

抹茶「社長それシャレにならない」

791「対策を練ろう!!」

**************
きのこ軍首都 キノボルン

黒砂糖「きたか」

someone「…………。」

¢「ということは、やはりDBも……」

滝本「くそっ!はやく対策を…」

参謀「いや、それには及ばんで」

滝本「……は?」
参謀「やれ」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

68 名前:社長:2014/12/31 02:55:49.90 ID:JzFKSD4M0
鈴鶴さん登場いいぞ。リンクありがとうも。

69 名前:きのこ軍:2015/01/12 18:22:23.42 ID:5B4KxXSEo
この抹茶売り、2作目の抹茶売りの少女となにか関係があるのかしら。期待

70 名前:花咲き誇る世界で:2015/03/16 00:07:38.34 ID:tnD5YZfM0
――――――――――――――――
鈴鶴「はい、ここが私の家」
「すごく………大きいです」
連れてこられた家は和風のお屋敷で、広い庭には百合の花が咲き誇っていた。
鈴鶴「ふふ。じつは結構お金持ちなの」
(・ω・)キュー♪
「こら抹茶!お花畑荒らさないの!」
鈴鶴「いいじゃない。ここは今日から私たち2人と一匹の家なんだから」
1人で住むには広すぎるしね、と鈴鶴お姉さんは小さく笑った。
―――――――――――――――――

71 名前:花咲き誇る世界で:2015/03/16 00:09:11.24 ID:tnD5YZfM0
各地の守備隊はマチャ・オモラシスに手も足も出ず、惨憺たる有り様になっていた。
空も地面も黄色いマチャ・オモラシスの大軍に埋め尽くされ、本来の青や緑は殆ど見えなくなっている。

――『目に留まらぬ速さで地を海を空を駆ける神速の機動力』

大気圏外や海底に我が物顔で侵入し、人工衛星や海底ケーブルなどのインフラを破壊してまわる。

――『あらゆる環境で生存する強靭無比の生命力』

都市に押し寄せるそれらは守備隊の銃撃や砲撃を避けようともせず、

――『軍神の一撃をも退け火風水のいずれにも傷つかぬ鉄壁の防御力 そして』

マチャ・オモラシス「「「おっとっとカイザー」」」

何百何千何万と同時に発動する水属性スキルが汚水の濁流となって兵士を呑み込んでいった。

――『古き世界の民草を押し流し滅ぼす無敵の攻撃力』

伝説に語られる力を思う存分に振るい、きのたけ世界の全てを蹂躙するかに思われた。

72 名前:花咲き誇る世界で:2015/03/16 00:09:44.25 ID:tnD5YZfM0
791「シトラス!」
筍魂「しねしねこうせん!」

しかしそこにたけのこ軍の部隊が駆けつけた。彼らは各地にある程度散らばって、人口の多い都市部を優先的に守る戦略をとり、市民の被害を可能な限り食い止めていた。

市民「おお、魔王様じゃ!」「やっちまってくれー!」










だが押し返せない。
驚くべき事にオモラシスはシトラスの直撃を受けても行動不能にならず、二発三発と食らってようやくやられてもそれ以上の数が押し寄せてくる。

791「きりがない……」
たけのこ兵「じきに反撃も来るに決まってます!どうすれば……!」


73 名前:花咲き誇る世界で:2015/03/16 00:10:09.74 ID:tnD5YZfM0
するとそこに通信が入った。


someone「こちらきのこ軍someone。聞こえてます?」

抹茶「こちらたけのこ軍抹茶。感度は良好だが戦況はお察しですよ…。きのこ軍は何やってるん?」

someone「きのこの山の避難民を収容しています。……って、たけのこの里は大丈夫なんですか?」

抹茶「こっちもカツカツだけど、応戦しないとまずいだろ!きのこ軍からも人員を……」

someone「もっとマシな方法がありますよ」

抹茶「うん?」

someone「まずは避難民を各々でまとめておくことに専念し、それができたらうちの要塞から砲撃して会議所への道を切り開く。」

someone「そして避難民をひとまとめに会議所に収容します。これなら防衛対象を一カ所だけにできて効率的でしょう?」


74 名前:花咲き誇る世界で:2015/03/16 00:10:31.14 ID:tnD5YZfM0
―――――――――――――――――――――

群集「気色悪いんだよ!」「出ていけ!」「村から出ていけ!」

「えぐ、ひぐ……」

鈴鶴「なんで……。
女の子同士でキスしてただけであそこまでされなきゃならないのよ!」

(´メω・゙)キ、キュ…

抹茶は、石を投げつけられて、ひどい怪我。
なんでみんな、そんな、ひどいよ……。

鈴鶴「ねえ、どこかへお引っ越ししましょ。私たちが自由に愛し合える、遠い遠い、どこかへ……」


―――――――――――――――――――

75 名前:花咲き誇る世界で:2015/03/16 00:10:48.74 ID:tnD5YZfM0
抹茶「砲撃で会議所への道を切り開くって、そんなことできるの?」

someone「……理論上は。……あまり積極的にやりたいとは思いませんが……」

「なに言ってんでい!」「俺たちの力、遠慮なく使ってくれよな!」「きのこ民の力ってやつをよ!」

それを聞いて抹茶は察した。
シトラスでも一撃では仕留められないマチャ・オモラシスを蹴散らすほどの砲撃に必要とされる、莫大な魔力の出所を。

きのこ民の魔力、それも生命力の部分を少しずつ削り取って放つ。
それがきのこ軍が誇る要塞砲の原理だった。

76 名前:社長:2015/03/16 00:38:36.67 ID:c07/G5uk0
もつだぞ。
てか月女神様無敵の黄泉剣で何とかしてくださいよぉおーーー

77 名前:社長:2015/03/16 00:39:09.83 ID:c07/G5uk0
あげてみる

78 名前:きのこ軍:2015/03/17 00:19:09.55 ID:neo6Ncxko
更新いいぞお。
> 大気圏外や海底に我が物顔で侵入し、人工衛星や海底ケーブルなどのインフラを破壊してまわる。
やばすぎワロタ。

シトラスでも倒せないとかラピュタの王蟲の群れかなにか?

79 名前:名無しのきのたけ兵士:2015/08/20 23:33:33.168 ID:lqP4Qf220


80 名前:花咲き誇る世界で:2015/08/20 23:37:19.959 ID:lqP4Qf220
―――――――――――――――――――――

もうすぐ私の誕生日。
鈴鶴お姉ちゃんは気のないふりしてるけど、実はそれがサプライズの為だって知ってるんだ。
悪戯っぽい笑顔を隠しきれてないからバレバレだもん。

いつもは絶対お出かけは2人で行くんだけど、今日に限って私はお留守番だって。
凛々しく見えるわりに心配性なお姉ちゃんに戸締まりをきちんとしなさいって言われたから、玄関にはしっかり鍵とチェーンをかけておいた。
プレゼントでも用意してくれるのかな?今からワクワクしちゃう。


あっ、帰ってきたみたい。カチャリと鍵を開けて入ってきた。
実はお留守番寂しかったから、待ちきれなくて玄関へ迎えに行った。

―――――――――――――――――――

81 名前:花咲き誇る世界で:2015/08/20 23:37:45.124 ID:lqP4Qf220













誕生日プレゼントは、人形だった。

魔法の仕掛けを施して、喋るようにしてある。

「お姉ちゃん、お姉ちゃん」だって。ふふ、かわいい。







.

82 名前:花咲き誇る世界で:2015/08/20 23:37:59.099 ID:lqP4Qf220
避難民の収容はつつがなく行われた。

全員「「「おこなわれています」」」

しかし状況はよくない。開いた血路はあっさり塞がれ、会議所に完全に閉じ込められた形になっている。

報告兵士「正門水没!繰り返します!正門水没!」

このままではジリー・プアー(徐々に不利)。兵士たちの脳裏に「ナムアミダブツ」の文字がちらつき始めた、まさにそのときだった。

83 名前:花咲き誇る世界で:2015/08/20 23:38:15.219 ID:lqP4Qf220
報告兵士s「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」「あぎゃぎゃぎゃ!」「qawsedrfujikolp」

抹茶「…………?」

参謀「……様子見に行かな」

報告兵士が使えな……様子がおかしいので見に行く一同。


そこにあったのはおぞましい光景だった。

第一印象は「亀頭」これにつきる。
その真ん中あたりには欲望にぎらついた目、てらてらした鼻、不愉快な形の口。
その左右からは病的に細長い腕が伸び、冒涜的な形状の剣とも槍ともつかぬ武器を手にしている。

DB。
報告兵士たちにSANチェックを強いた異形は、
その冒涜的武器と魔法をもって、

マチャ・オモラシスに応戦していた。
会議所を守るように。

84 名前:滝本:2015/08/21 00:00:01.584 ID:TfaMkWJwo
DB共闘路線は新しい

85 名前:社長:2015/08/21 00:09:26.826 ID:sswgm82I0
DBこわいよお

86 名前:たけのこ軍:2015/11/14 01:18:27.465 ID:ykA6ll5U0
age

87 名前:誰か:2015/11/14 08:20:08.417 ID:etdQjBfE0
それは一度に起こった。
DBがマチャ・オモラシスの一群を処理して一息つくと、その足元に魔法陣が輝き、
そこから湧き出た薔薇の花吹雪の中心に見目麗しい少女の姿が現れ、
突如空から降り注いだ斬撃がDBの過半を切り裂き、
残る半分弱を斃さんと放たれた追撃を少女が槍の一振りで打ち払った。

88 名前:誰か:2015/11/14 08:20:34.403 ID:etdQjBfE0
社長「百合神 様!?」

空を見上げるとそこにいるのは巫女服に身を包んだ女性。
伝説に語られる姿そのままである上社長が見間違う筈もない、あれは百合神様だ!

百合神様は地上に現れた少女に敵意に満ちた視線を向けている。

89 名前:誰か:2015/11/14 08:20:54.701 ID:etdQjBfE0
――――――――――――――――――――――――――――
あの子に手を出した屑はズタズタに切り裂いてやった。
あの子は私にとって……とても、大切な存在になっていたから。
私は形見となってしまった人形にすがりつき、あの子にそうしたように話しかけさえした。

ああ、なんて愚かだっただろう。




人形風情をあの子の代わりにだなんて・・・・・・。

――――――――――――――――――――――――――――

90 名前:誰か:2015/11/14 08:21:13.800 ID:etdQjBfE0
二柱の神が揃って武器をお互いに向けあう。同時に付き従うしもべ達も神様を中心に陣形を組み直した。

DBは薔薇神様を中心に―――――――オモラシスは百合神様を中心に。

睨み合う両者の均衡を崩したのは、1人の兵士だった。

91 名前:誰か:2015/11/14 08:21:35.517 ID:etdQjBfE0
.






滝本「DBめ ゆ”る” ざ ん” !」








.

92 名前:誰か:2015/11/14 08:22:28.148 ID:etdQjBfE0
なぜあそこに滝本が?いつの間に抜け出したのか?
違う、会議所に移動したときには既にいなかったのだ。

サッカロイドを操り、DB達の戦列に渾身の【Åアポロソーラーレイ】を繰り出す!
無論、そのたった一発でDBや、それらを操る薔薇神様を倒せる訳もない。だが、その『機』は百合神軍にとって充分なものだったのだ。

オモラシスが突撃する。

魔法や戟剣があたりに満ちあふれ、会議所前広場は瞬く間に戦場という名の地獄へと一変した。

93 名前:誰か:2015/11/14 08:22:57.328 ID:etdQjBfE0
滝本のサッカロイドはDBの反撃や流れ弾によって破壊されたものの、奇跡的に本人は無事に脱出した。会議所へと駆け込もうとする。

しかし、そこへ一体のDBが追撃を仕掛けた!

滝本「―――――――――!」

間一髪でかわす滝本。しかし、その攻撃は会議所の正門を粉々に打ち砕いた。

94 名前:誰か:2015/11/14 08:23:51.263 ID:t2i8NkMA0
社長「これは いけない。」
someone「追ってくるぞ!?」
黒砂糖「味方じゃなかったのか(困惑 ともあれ滝本たすけんぞ」テノヒラクルー

火力と耐久力だけが戦力じゃない。
DBは滝本をターゲットしている様子なので、会議所から離れる方向へ誘導。
突出してきたDBの処理を滑らかな陣形移動でオモラシスになすりつけ、見事な頭脳戦で合流、脱出を果たした。

95 名前:たけのこ軍:2015/11/14 16:55:50.831 ID:ykA6ll5U0
少女同士の激突。

96 名前:きのこ軍:2015/11/19 18:40:18.477 ID:qOWLVtxs0
滝本さん危ないおうみんなあく助けろや

97 名前:誰か:2015/11/21 01:21:20.462 ID:etJ9Mb/E0
「これはなんとかしないと」
「でもDBもオモラシスもつよいンゴ・・・」
「hmm…」


このままではまずい。
だが正面からやり合っても勝ち目はない。


そんな状況を打開する妙案は、案外部外者から出てくるものである。


オリバー「その、……『大戦』みたいな対処は出来ないんですか?」

98 名前:誰か:2015/11/21 01:21:35.558 ID:etJ9Mb/E0
大戦。
きのこ軍とたけのこ軍の間で一週間に一度行われる大規模な戦争。
高い頻度で行われるこの戦いで死者が出ないよう、バーボンハウスに直結した結界内でしか戦闘をしないというルールがある。


この“大戦結界”には、凡人兵士たちはあまり意識することのない、しかし彼らにとって重要なある機能が搭載されている。

『結界内の個人戦力の均質化』がそれだ。

大戦参加者が結界に入る際、個人個人の身体的ステータスは一旦均され、その上で改めて階級や兵種による補正が付与されるのだ。
きのたけ界の兵士には魔族、メタモン希少種、バグの集合、果ては集計という概念そのものまで、人外には事欠かない。彼らと一般兵士が肩を並べ、また相対するには必要な機能である。

現状の戦力では勝ち目はない。
しかし、大戦結界の力で特異的戦力を失わせれば――

――――反撃の、好機だ。

99 名前:社長:2015/11/22 01:55:13.672 ID:6amolAP.0
バランス調節の妙案いいアイデアすね

100 名前:きのこ軍 撃破1【セット】:2015/11/23 09:48:25.845 ID:KDe5Uh6A0
ミノフスキー粒子みたいないいアイデアですね

101 名前:社長:2015/11/27 01:40:15.969 ID:AIljSlqk0
http://download1.getuploader.com/g/kinotakeuproloader/752/Eden.png

こっそりどこぞの月女神様といっしょだった女の子をかいてみた まあクオリテーは高くないので期待しないでね

102 名前:誰か:2016/06/26 00:30:06.394 ID:CrDHgizA0
忘れられてんだろコレ・・・約半年でこれだけの更新。

そして彼らは、待った。
現状数がもっとも多いのはマチャ・オモラシスなのだ。
個々の戦力にまさるDB とぶつかり合って消耗するのを待つ。
“猪武者ではない”
これこそが、きのたけ軍の最大の優位性だった。

会議所の建物のなかでじっと息を潜め、注意を引かないように努める。
まだDBもオモラシスも多数が残っており、劣勢のきのたけ軍には辛い時間である。加えて作戦のため、隠密徹底の下命──戒厳令が下される。

流れ弾による怪我人の搬送さえ、許されなかった。
体術なら随一ということで、危険極まりない斥候役には筍魂が選抜された。

筍魂「じゃあワイはなんかあったら報告するで」

そう言って、まるでいつもの大戦に向かうように歩いて行く。

大して長い偵察任務にはならないだろうと思うと、いっそ気楽なのかもしれない。


非戦闘員が避難した建物も、そう長く持つとは思えなかった。


DBとオモラシスが激突を繰り返す。
両軍とも工夫のない突撃により、無駄に損耗を出しながら拮抗状態を作っているように筍魂には見えた。
DBは個の力で押し切ろうとするも、数の利を活かした連携でオモラシスも譲らない。
両軍ほぼ全員が召喚獣であるため、全体が均一な戦闘力を持っている。このため隙が生じにくいのだ。
この膠着状態はしばらく続きそうだ。

103 名前:誰か:2016/06/26 00:30:58.190 ID:CrDHgizA0
筍魂はこの機を逃さぬよう可能な限り速やかな作戦決行を進言。
きのたけ軍指令部はそれを承認し、会議所勢を
筆頭として“きのこたけのこ大戦”の参戦経験豊富な兵士からなる突入部隊を組織。

『神話の戦争』に割って入る。
その瞬間が。
迫る。

104 名前:誰か:2016/06/26 00:32:05.438 ID:CrDHgizA0
今回ここまで。
てんで進んでない・・・。

105 名前:社長:2016/06/26 01:50:36.524 ID:S0wIT/J60
膠着状態が破れれば…!突入してなんとか突破口出来ますように

106 名前:きのこ軍:2016/06/26 22:24:03.555 ID:f2qKl8roo
待ってるぞ。焦らずじっくり更新しろ。いい引きだ。


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