■掲示板に戻る■ 全部 最新50 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901-

きのたけWARS ss風スレッド

1 名前:きのこ軍 @移転作業中:2014/03/24 00:18:40.76 ID:L0nBYOkw
きのこ軍とたけのこ軍で"大戦"をすることで、時代が進むフシギな世界―
              ―きのこたけのこワールド―
最盛期は頻繁に大戦が行われ、お互いを憎みあい、お互いを意識し、撃破しあうことで、
兵士たちは情熱とやる気を保ち、世界は発展していった。

そんな栄光の時代も、今は昔。数多くの戦闘を経て、兵士たちはかつての大戦への熱気を失いつつあった。
大戦への希望と熱気で包まれていたかつての"大戦の歴史"は、
干満で怠惰が支配するものへと塗りかえられつつあった。

舞台は K.N.C歴175年。
ある日、大戦運営を管理する大戦会議所のもとに、記憶を失った
きのこ軍兵士とたけのこ軍兵士が流れ着く。
二人の兵士の登場を機に、大戦は徐々に熱気を取り戻し始める。

しかし、突然世界は意図せず"歴史"を塗り替え始める。
今現在の歴史だけではなく、過去の栄光までも無かったことにして、歴史を喰らう異型の存在――

                 ― “DB” が世界の前に立ちはだかった―


DBを討伐するため。大戦の"歴史"を取り戻すため。
そして自分たちの"存在意義"を知るため…
様々な想いを抱きながら、二人の兵士を始めとした会議所兵士たちは、
時空を越え、過去を取り戻す旅をする…
 

                    『きのたけWARS 〜DB討伐〜』



近日プロット公開

354 名前:Chapter2.悪しき時空の潮流者 彷徨いの森編その2:2014/10/26 22:35:16.39 ID:MRV7iwe6o
森に突入してから数時間。一行はひたすら周辺の場所を回って歩いていた。
何十周目に入り、森もより鬱蒼とし薄暗く不気味になってきていた。

アイム「なんだか似たような体験をしたことがあるような…」

編纂室へ向かう途中、だんだんと図書館が薄暗く不気味になっていった状況と似ている。

スリッパ「おい…なんだあれは」

スリッパが指差す方向には、巨大な石像が道を塞ぐようにそびえ立っていた。
きのこる先生とたけのこる先生の彫像だ。代わり映えのなかった風景に突如として現れた。

ジン「なんでしょうこれは…こんなもの当然先ほどまでは無かったものですし…」

参謀「道を完全に塞いどるな。迂回して進むか?」

アイム「いや。これがきっと最後の関門なんだ」

『最後に祈れ』

集計班が言っていた、最後の攻略手順だ。
この彫像に祈りを捧げれば、道は開かれるのではないか。
アイムは半ば確信に近い思いでいた。

アイム「みんな頼む。この像に向かって、祈ってくれないか」

手を合わせて全員は必死に祈る。頼む、頼むから時限の境界に連れてってくれ。
目を閉じ、一行はきのたけ像に向かって祈り続ける。困難な現状を打破するために。
その思いに応えるように、一瞬の後、彫像は何らかの力に引っ張られるように脇に退いた。

ジン「像が一人でに動いていく。これも魔法なんでしょうか」

スリッパ「おい、あれは出口じゃないか?」

彫像が退いた先は、一筋の光が差している。

¢「とりあえず行ってみるんよ」

一行は急いでその光の下へ進んだ。


718.22 KBytes  
続きを読む

掲示板に戻る 前100 次100 全部 最新50
名前: E-mail(省略可):

read.cgi (ver.Perl) ver4.1 配布元(06/12/10)