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きのたけWARS ss風スレッド

1 名前:きのこ軍 @移転作業中:2014/03/24 00:18:40.76 ID:L0nBYOkw
きのこ軍とたけのこ軍で"大戦"をすることで、時代が進むフシギな世界―
              ―きのこたけのこワールド―
最盛期は頻繁に大戦が行われ、お互いを憎みあい、お互いを意識し、撃破しあうことで、
兵士たちは情熱とやる気を保ち、世界は発展していった。

そんな栄光の時代も、今は昔。数多くの戦闘を経て、兵士たちはかつての大戦への熱気を失いつつあった。
大戦への希望と熱気で包まれていたかつての"大戦の歴史"は、
干満で怠惰が支配するものへと塗りかえられつつあった。

舞台は K.N.C歴175年。
ある日、大戦運営を管理する大戦会議所のもとに、記憶を失った
きのこ軍兵士とたけのこ軍兵士が流れ着く。
二人の兵士の登場を機に、大戦は徐々に熱気を取り戻し始める。

しかし、突然世界は意図せず"歴史"を塗り替え始める。
今現在の歴史だけではなく、過去の栄光までも無かったことにして、歴史を喰らう異型の存在――

                 ― “DB” が世界の前に立ちはだかった―


DBを討伐するため。大戦の"歴史"を取り戻すため。
そして自分たちの"存在意義"を知るため…
様々な想いを抱きながら、二人の兵士を始めとした会議所兵士たちは、
時空を越え、過去を取り戻す旅をする…
 

                    『きのたけWARS 〜DB討伐〜』



近日プロット公開

374 名前:Chapter2.悪しき時空の潮流者 時空潮流編その1:2014/11/11 01:12:30.01 ID:6muhTgmMo
   ―― 夢を見ている ――
   ―― 自分の意識がふわふわと。まるで宙を舞うような感覚。これは夢なんだ ――


「長かった。長年…ついにやっとここまでこれた……」

―― 誰かの囁くような声を聞いて。ゆっくりと、夢の中で瞼を開ける ――

「…のオーラが結集して……貴様を、この場で俺様が…掌握ッ…完全に会議所を掌握するッ」

―― 意識が定まらない、うすぼんやりとした感覚が身体を支配する ――

「貴様を消し去ること…会議所の希望…全て断ちきる」

―― どこか見覚えのある光景、覚醒しない脳を働かせようとする ――

「貴様はッここで………消える…」

―― 思い出すのは、暗い室内 ――

「…わるく思うな…これも全て俺様…ため…会議所の歴史を……ため」

―― 思い出すのは、異様なまでに冷えた部屋の空気 ――

「覚悟しろ、…逃げること……………なッ!…自ら…そんな馬鹿なッ…」

―― 思い出すのは、ふわふわ浮いているような不思議な心地良い感触と ――

「なぜだッ!!!なぜ!!!!なぜだーーーーーーーーッ!!」


          ―― 頭を鈍器で殴られたような酷く重たい感触 ――


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