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ユリガミノカナタニ

1 名前:【第一章 人生きし昼】:2014/10/26 22:54:48.03 ID:XUiZ9x7c0
??「―――――――。」


―――声が聞こえる。



これは、わたしの一番古い記憶?


何も、見えない。


そこは、暗闇の中―。

101 名前:【第二章 人捨てし夜】:2014/11/02 01:01:23.81 ID:nkbrFedE0
ヤミ「そういえば、わたくしたちを守るのは、【姫】君のお願いのためだけ、ですか?」


その言葉に、シズとフチはぴくと身体が反応し。


シズ「――正確には、もう一つ理由がある

   …黄泉剣を、封印しなくてはならない」


ヤミ「…王族が、封印したから、そのためですね?」
ヤミが問う。

そして、その問いに答えが返る。
フチ「そういうことね
   けれど、こっちの用件はついでに―近いわね
   剣をどうにかするためには、海の底へ剣を引き揚げないといけないから」

ヤミ「―黄泉剣は、大丈夫なのでしょうか?」

フチ「流石の【月の民】も、海の底に消えた黄泉剣は引き揚げられないし、ね
   ―王族の、女神の血を引く者になら、できるのだけれど、ね」

鈴鶴「―わたし?」

フチ「そう
   だけれど、今のあなたを連れてもただ狙われるだけだから」


ヤミ「あくまで、わたくしたちを守ることが一番の義務というわけですね」


フチ「そういうことになるわね」


――そして、話は、また色々と―。


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