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ユリガミノカナタニ

1 名前:【第一章 人生きし昼】:2014/10/26 22:54:48.03 ID:XUiZ9x7c0
??「―――――――。」


―――声が聞こえる。



これは、わたしの一番古い記憶?


何も、見えない。


そこは、暗闇の中―。

150 名前:【第三章 黄泉の彼方に】:2014/11/18 00:43:46.14 ID:yD1YVOZc0
鈴鶴「はぁ、はぁ、はぁ―」


父との稽古よりも、厳しく―。
それよりも、長き時間を経たことが原因か。
わたしは、息を切らして、座り込んだ。


シズ「――さすがに、やりすぎたか
   わたしが、連れて行くよ」

鈴鶴「…お願い」

そう言って、わたしを抱っこして、住処へと連れて行った。

かつては、幼い頃、ヤミに抱っこしてもらった、あの感覚がふとよぎる。


鈴鶴「ん――」

ふと、声が漏れた。

シズ「……大丈夫、か?」

心配するシズの声。
疲労よりも深い何かを傷つけたのかと、心配しているのか。

けれど、それを見せまいと。
鈴鶴「大丈夫、疲れただけ」

そう、答えた。


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