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ユリガミノカナタニ
- 1 名前:【第一章 人生きし昼】:2014/10/26 22:54:48.03 ID:XUiZ9x7c0
- ??「―――――――。」
―――声が聞こえる。
これは、わたしの一番古い記憶?
何も、見えない。
そこは、暗闇の中―。
- 216 名前:【第三章 黄泉の彼方に】:2014/12/09 01:08:05.84 ID:8EnUresk0
- そんな月を見ながら、フチは切り出した。
フチ「そろそろ、鈴鶴やヤミも様々な手段で戦えるようになったわ
鈴鶴の封じの術も、使えるようになった」
今日に至るまでに、いろいろなことを学び、そしてそれを会得した。
それは、ただ強くなるためではなく、目的のために行うことであった。
鈴鶴「そろそろ、行くの?」
シズ「そうだな
今の鈴鶴とヤミの力なら、やつらが来ても戦えるだろう」
ヤミ「……ああ、忘れもしないあの月の民
――それにも、決着をつけないといけませんね」
鈴鶴「そうね」
父の仇。ヤミの同属を殺戮した存在。
その仇討ちを、決着をつけなければならない。
月が満ちるまであと数日。
その日に、わたしたちは黄泉剣の沈んだ場所まで行くことを決定した。
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