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ユリガミノカナタニ
- 1 名前:【第一章 人生きし昼】:2014/10/26 22:54:48.03 ID:XUiZ9x7c0
- ??「―――――――。」
―――声が聞こえる。
これは、わたしの一番古い記憶?
何も、見えない。
そこは、暗闇の中―。
- 235 名前:【第三章 黄泉の彼方に】:2014/12/10 00:19:29.77 ID:SGwMn2D20
- ずばっ。
男「な!?」
その男は首と胴体がもげながら、吹き飛んだ。
鈴鶴「え、え?」
わたしは何が起こったかわからない。
いったい、何が―。
フチ「鈴鶴、あなたの―」
ああ―。
わたしには、もうひとりなかまがいた。
それは、仲間というよりは、守護霊である鬼である。
その鬼は、髑髏のような頭と、筋骨逞しい身体と、不気味なトゲとツノが頭頂にあった。
鬼「…」
その鬼は、何も喋らず。
けれど、それは―。
ヤミ「鈴鶴様を、守って、くれたのですね」
シズ「その、ようだな―」
フチ「鈴鶴が、こんな目に合う時だけ、守る、みたいね…」
鬼を眺めながら、わたしたちは周囲に気をつけながら休憩した。
鈴鶴「ありがとう、わたしの守護霊」
そして、その守護霊はわたしの中へ戻っていった。
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