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ユリガミノカナタニ
- 1 名前:【第一章 人生きし昼】:2014/10/26 22:54:48.03 ID:XUiZ9x7c0
- ??「―――――――。」
―――声が聞こえる。
これは、わたしの一番古い記憶?
何も、見えない。
そこは、暗闇の中―。
- 267 名前:【第四章 百合神の彼方に】:2014/12/12 01:07:23.77 ID:M5Zgnwdc0
- 再び、世界は色を取り戻す。
そして、わたしの目の前はなぜだか滲んでいた。
その目の前に。
ショウアンがいた。
ショウアン「残り一人だ
いくらわたしの能力が効かずとも―
逆に、それが見えているからこそ、おまえに効く」
ショウアンが、わたしに黄泉剣を振りかぶった。
わたしは、涙溢れる視界で。
ああ、せめて。
やつは、殺さないと。
鈴鶴「あああああぁあああああっ!!」
わたしも、太刀で斬りこんだ。
斬撃は、互いの刃をすりぬけて―――。
黄泉剣が、わたしの首にめり込む。
わたしの太刀が、ショウアンの首を跳ね飛ばす。
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